"この話はイスラム系テロリストに米国の想像力の根源であるイマジネーションの国へ侵入され、自爆テロを仕掛けられるという話だ。なんて直截的かつ悲痛な表現だろうか。テロによってイマジネーションの国は阿鼻叫喚の地獄と化す。チャーリー・ブラウンの片足が吹っ飛び、サンタクロースが火だるまになる(ちなみに鉄腕アトムやトトロ、マリオなど日本のキャラクターも多数登場する)。国防省のペンタゴンは傷ついた米国のイマジネーションを救うためにM・ナイト・シャマランやマイケル・ベイなどハリウッドに助けを求めるが、彼らはワンパターンなシナリオでハデな映像を作っているだけで、ろくなアイデアを持っていない。最終的にペンタゴンはイマジネーションの国へ核攻撃を行おうとする。イマジネーションは放置しておけば米国の弱点になりかねないから、核によって消し去っておこうというのだ。どうせ、イマジネーションなど存在しないものなのだから、核攻撃をしても問題はない。戦争にとって邪魔で、現実にとって価値を持たないものなら、根絶やしにすべきだというのだ。カイルは攻撃をやめさせるために、イマジネーションの価値を懸命に訴える。
彼らはリアルだよ。みんなリアルだ。考えてみて。ルーク・スカイウォーカーやサンタクロースは、この部屋にいる誰よりも自分の人生に影響を与えていない?つまりイエス様がリアルであろうとなかろうと、彼は……彼は僕らの誰よりも大きな影響を世界に与えてきたんだ。同じことはバッグス・バニーや、えっと、スーパーマンやハリー・ポッターにも言えるんだ。彼らは僕の人生を変え、世界における僕の振る舞いを変えている。それって彼らが「リアル」ってことになるじゃない?彼らは想像上の存在かもしれないけど、でも、でも彼らはここにいる誰よりも重要なんだ。 彼らは僕らが死んでからも存在し続ける。とすると、僕らの誰よりもリアルなんだ。
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